DETAIL
【Area】 日本・東京
【Style】 Triple Hazy IPA
【ABV】 10%
【Hops】 Citra, Krush, Citra Cryo, Krush LUPOMAX, Nelson Sauvin, Mosaic, Galaxy
【ML】 350
-Brewer's Voice-
ピンクグレープフルーツ、パッションフルーツ、マンゴーなどを思わせる香りとフレーバーにシルキーで柔らかい口当たりとボディ感。リリースから10日後ぐらいからネクタリンみたいな桃っぽさも上がってくる気がしてます。
アルコール度数の高いHazyの難しい部分である甘さと全体のバランスは大量のホップでカバーしようっていう発想が最初にDanger Raptorを作った時にあったのでそのアプローチはそのまま。
しっかりとしたボディ感とホップ感があるので毎年楽しみにしてくれている方も多いビールですが、今年も暑くなり過ぎる前に苦痛とも思える仕込みを終える事ができました。
今回も大量のオーツと小麦を含むダブルマッシュで加糖もしていないのでミリングから始まり、仕込み、発酵管理、詰め作業、全ての工程で品質に影響しないトラブルが起きて毎回このビールには心を折られそうになるのですが、なんとかリリースまでたどり着けました。今年は暴力的なモルトとオーツの量のミリングによりうちのモルトミルが最後のオーツを挽き終わるタイミングで壊れてしまいました。
このバッチの仕込み以降は近所のCycad Brewingさん、Namachaん椎名町店さん、カンパイブルーイングさんに迷惑ながらモルトミルを借りて仕込みをしています(本当にありがとうございます!)。
作業が大変なため年に何回も仕込めないからざっくり年に一回ぐらいのリリースになってしまうので待ってくださっていた方も初めての方も見かけたら新鮮な状態で飲んでみてください。