DETAIL
【Area】 日本・埼玉
【Style】 Foeder Fermented Raspberry Porter
【ABV】 6%
【ML】 750
-Brewer's Voice-
志賀高原ビール二十周年を記念して麦雑穀工房で一緒にコラボレーションビールを造りました。
ビールのスタイルはお互い二十年間造り続けている定番ビールの一つである黒ビール「ポーター」ですが、発酵と熟成はフーダー(オーク材でできたタンク)で行った「異質」なポーター。
イーストは使わずフーダーに住み着いた酵母で自然に発酵後、志賀高原ビールさんが栽培・収穫したラズベリーをフーダーに投入して熟成。
軽やかなラズベリーの風味にフーダー由来の酸味が加わり、ポーターのチョコレート香が後味に残る絶妙なバランスのスペシャルビールです。
すでに飲み頃の状態で瓶詰めしておりますが、お好みで長期保管の熟成も可能です。
Raspise(ラスパイズ)の語源と志賀高原ビールについて
Raspiseの語源:
Raspberryラズベリー (複数形raspberries) バラ科キイチゴ属の果実。
Raspberryのraspが、16世紀ごろに使われていた「甘いバラ色のワイン」を意味するラテン語vinum raspiseが由来という説があります。
志賀高原ビールといえば、自家栽培のホップや麦や果実そのほか様々な農作物を使ったビール造りを積極的に行っており、また木樽熟成やサワーエールなど国内では最も早くからチャレンジしている経験豊富な大先輩といった存在です。
ビール造りだけでなく畑で原料を育てるという姿勢など麦雑穀工房とは共通点があり勉強になる点が多く、ブルワリーや畑の規模は全く違いますが、そんなことは気にせず佐藤さんをはじめスタッフの皆さんにはなぜか仲良くしていただいていて、お互い20周年ということもあり今回コラボレーションが実現しました。2024年で一番嬉しかった出来事です。
麦雑穀工房にとってかなり特別な意味合いを持つビール、ぜひご賞味くださいませ。