DETAIL
【Area】日本・奈良
【Style】 Grape Ale
【ABV】 7%
【Hops】 Citra, Hallertau Blanc, Nelson Sauvin
【ML】 350
-Brewer's Voice-
毎年この時期にリリースしている「QUO VADIS」。ワインとビール、それぞれの技法を掛け合わせ、カテゴリーを超えた味わいに挑戦しています。
これまでは、ソーヴィニヨンブランのような白ワインの香りがするホップと麦汁をワイン酵母で醸してきましたが、今年はさらに、複数のワインをブレンドする技術であるアッサンブラージュのように、ワイン酵母で醸す際に麦汁とシャルドネ果汁をブレンドしました。スパークリングワインを思わせる華やかな口当たりに、苦みの余韻が残る味わいに仕上がっています。
グラスに注ぐと、白ワインを思わせるシャルドネの瑞々しい果実の香り。一口飲むと、ソーヴィニヨンブランに似たホップのアロマを感じられることでしょう。余韻としてかすかに残る苦みが、ビールであることを思い出させてくれます。特別な日にも、普段の食中酒としても、様々なシーンで合わせやすい一杯です。
ちなみに「QUO VADIS」とは、ラテン語で「どこへ行くのか?」の意。毎年、醸造酒のこの先を占う思いを込めてこの季節に醸造しています。ぜひビールとワイン、それぞれの醸造酒の面白さをこの一杯の中に探してみてください。