DETAIL
【Area】 日本・東京
【Style】 MOSAIC IPA
【ABV】 6%
【ML】 350
賞味期限 2024.12.31
-Brewer's Voice-
私たち『Cycad Brewing(サイカド・ブリューイング)』は、今年4月で1周年を迎えました。東京のビアパブを中心に取扱店が増えていますが、今回は新たなチャレンジ、缶ビールの全国販売に乗り出します。
「Cycad Brewingって!?」という人たちのために改めて自己紹介をすると、僕たちは2023年4月に東京・西池袋で創業したブルワリー。ラインナップはIPAが中心。タップルームではBBQの名手・PHAT"Q"のスペシャルな料理が楽しめ、ギャラリーも併設されている。空間としても、ユニークな場所です。
ブルワリーの名前には、クラフトビールがもつ多様性や嗜好性を大切にしたいとの思いから、僕たちが愛する植物「Cycad(日本語でソテツの意味)」を付けました。ソテツは一見よく似たかたちのようで、実はバラエティ豊か。その多様性を嗜好することは、クラフトビールをつくる、飲むというアクションと共通する部分がある!と、ひらめいたから。
そのクラフトビールがもつ多様なクリエイティビティを、これまでにない非常に高いレベルで引き出せるのが、日本にマイクロクラフトブルワリーを根付かせたパイオニア、醸造責任者の藤浦一理。1994年の酒税法改正からわずか4年後の1998年にはアメリカに渡って「AHA Homebrewer of the Year」に輝いた、僕たちの業界の大先輩です。
アメリカ人以外でこの賞に輝いたのは、後にも先にも藤浦だけ。今でも彼は、世界中の醸造家にリスペクトされています。その藤浦が醸造するからこそ、『Cycad Brewing』のビールはスタイルが同じIPAでもバラエティに富み、スムース&クリーンな飲み口。
6月に初リリースした缶ビールは、モザイクIPA「HEATHER」。ホップはベリーのフレーバーがほとばしるモザイクのみを使用し、フルーティーな風味に。軽快なモルト&ホップの苦味が加わって、さらにドリンカブルに仕上がっています。ぜひ暑い季節に、グイッと。
スムース&クリーンな「HEATHER」は、この夏にマストな1本です。